ゆとり世代
番組で色々なキーワードを見てきましたが、ある作品が同じことを言っている
ことに気づきました。1月までの遊戯王アーク・ファイブの1月までの放送分と
只野仁の最終回の内容です。
遊戯王は主人公の遊矢が邪神であるズァークになってしまい、仲間たちと
戦うという展開です。ズァークは負けるはずのない鉄壁の布陣をひいて
仲間を苦しめる。クロウは「おまえはもっと挑んでくるような戦いをしてくる
奴だったのにこんな臆病な戦い方をするんだ。」と批判していました。
只野仁では槇村アリサという会長のご令嬢が親の会社の取引先の社員を親の力で
ものにしようとしていました。
この両者は自分が負け札をひかない戦いを挑んでいるんです。
ゆとり世代は失敗が怖いということを植えつけられた世代です。
自分から「挑む」ということが出来ない。
今の文香ちゃんの状況を見てください。
僕がノーと言えない鉄壁の布陣を作り上げています。
僕は文香ちゃんがもってくるオファーがなければ今の生活を打開して
家族を安心させられない。カメラ好きのMEGUちゃんとの夢の成就に
向けての周囲が動いている。チアさんとの仲間意識がある。
ナナさん(仮名)さんと文香ちゃんは似ている。
ナナさん(仮名)さんはそこにいるだけでみんなに愛される人なのに
過剰に八方美人になろうとしていました。それこそが彼女の転落につながった
んです。文香ちゃんもそこにいるだけで愛される人なのに今は無敵の布陣が
なければ挑んでこれないイケ…