引きこもりの心理を語る

たまに妄想ブログではないことも綴りましょう。

引きこもり、あるいは経験者にかけているものは何か?
色々なものがあるんでしょうが、そのひとつに「危機感」があります。
ネットの匿名掲示板で「オレはいつか成功して金持ちになる」ということを
書き続けている人や脱引きこもり出来ても年収250万くらいになってもそのお金を
一切家族に渡すでもなく、貯めるでもなく趣味のカメラに使う人もいました。

引きこもりの人というのはどこかしら子供時代を引きずっている人なんです。
ぶっちゃけ小学生が明日から生活できなくなるとは思わない。だからこそ、
いつか成功するとか、自分の趣味にお金を使いまくるという手にでるのかもしれ
ません。もちろん、このような行動に出るのはそれだけではありません。
現状引きこもっている人物がテレビゲームに熱中しているのもそうなんですが、
何かにのめり込むことで現状の苦しさから逃れようとしているんです。
引きこもりを出て働けるようになったとしても本人が変わったように感じても
現状は西遊記でお釈迦様の手の中から出れなかった孫悟空同然なんです。
飛躍的に状況なんてかわっていない。生きづらさを埋めていると行動でも
あります。

なぜ子供時代を引きずっているのかといえば、それは本当の意味で子供らしい
子供時代を送れなかったからです。それ故に子供の心が年齢が上がっても残って
しまうんです。余談を言えば、ナナさん(仮名)、MEGUちゃん、文香ちゃん、
衣料のSAKIちゃんって見るからに年齢が上の人から可愛がられるタイプに
見えますが、それもどこかしら子供時代を引きずっているからなんでしょう。
これを改善することが並大抵ではないのは言うまでもないのですが、それで
世間が通るはずがありません。ナナさん(仮名)の転落事件も一言で言えば、
彼女が幼稚だったからです。それで周囲は許してはくれなかったでしょう。

さらにいうと、引きこもりというのは大抵幼少期に親の強いコントロールを
受けている。自分で本当に何かを決めたりできないんです。常に他人の目を
気にして批判されないためにしか動かないので段々動かない方向へと思考回路が
固まります。年齢が上がって自分が判断して動かなければならない時になって
何をしたらいいかがわかりません。仕事が続かないというのもそれが関係して
いるとも言えます。これがやりたいがありませんから。

最後にドラゴンクエストなどのRPGの世界の冒険者ならと思うことも
たまにありますよ。
ゲームの世界は自分のレベルが上がれば、周囲の世界が変化しますが、
現実の世界は時間経過に対して自分のレベルが上がらないとやっていけません。